おもうわよ おもうわよ 青ヶ島よ おもうわよーい わたしの声がこだまする わたしの声が波間に消える わたしのうわ言が自分じしんを寂しくさせる 想い出のぬくもりが訴えてくる わたしは島影を見たくない しかし 島影がわたしを追いかけてくる 感じよ 感じよ おまえたちも感じよ これは断じて訣別ではないのだ 島影の中の現実よ おもうわよ おもうわよーい 青ヶ島よ わたしに声を掛けてくれ